Git、GitHubのインストール

Gitとは、ファイルなどのバージョン管理ツールの事で、その中でも『分散型』と言われます。

他には下記のようなタイプがあります。

  • ローカル型:フォルダ名を日付やバージョンにして管理する手法
  • 集中型  :代表的なツールはSubversion

Gitとは

古くから続くプロジェクトはSubversionを長年使っていることもありますが

2022年現在よく使われるのはGitになります。

Git(に限らずではありますが)の特徴としては主に下記が挙げられます。

  • 新旧ファイルの一元管理
  • 旧ファイルへのロールバック(復元)
  • 複数人でのファイル共有

Gitのインストール(Windows + Git for Windows)

①インストーラーはここからダウンロードできます。

Portable版とは、USBなど持ち運び可能な記憶媒体にGitをインストールできるようにしたパッケージです。

今回は64bitのPCにインストールするため赤枠をダウンロードしました。

自分のPCが何bitかは下記で分かります。

  • コマンドプロンプトを開く(Windowsキー + R > 『cmd』と入力してEnter)
  • 『wmic os get osarchitecture』を入力してEnter

※32ビットの場合は(確か)86ビットと表示されます。

②インストーラーを起動します。

※『このアプリがデバイスに~』と表示された場合は『はい』を選択してください。

規約を確認して[Next]

インストール先を選択して[Next]

  • Additonal icons
    • On the Desktop
      デスクトップにショートカット追加
  • Windows Explorer integration
    エクスプローラーの右クリックメニューにGit用メニュー追加
    • Git Bash Here
      Git Bash(Git用のシェル)
    • Git GUI Here
      Git GUI(GUI版のGit)
  • Git LFS (Large File Support)
    Gitで大容量ファイルを扱えるようにするための機能
    [git lfs] コマンドが利用可能になる
  • Associate .git* configuration files with the default text editor
    gitファイルをダブルクリックした時にテキストエディタで起動
  • Associate .sh files to be run with Bash
    shファイルをダブルクリックした時にGit Bashで起動および実行
  • Check daily for Git for Windows updates
    Git for Windowsのアップデート通知を受け取るかどうか
  • Add a Git Bash Profile to Windows Terminal
    Windows Terminal に Git Bash追加

上記はどちらでもいいですが、

今後、Git initコマンド実行時に最初に作成されるブランチはmainに統一されていく流れのようなので下を選択

上記は個人なら上で問題ないと思いますが、会社PCの場合は有識者に確認した方がいいと思います。

上記は下がいいと思います。

上や中だと、管理対象ファイルの改行コードをGitがいじってしまうので

理解して使わないと思わぬバグに遭遇する可能性があります。

上記は、管理者として利用しないなら下を選択します。

コマンドプロンプトからインストールできたことを確認します。

以上でインストール完了です。

GitHubへのアカウント登録

登録自体は難しくありません。ここにアクセスして、メールアドレスやパスワードを登録すれば完了です。