VirtualBoxにCentOS Streamをインストールする手順をまとめました。
CentOS Streamとは
Redhat系Linuxディストリビューションの一つで、RHEL(Red Hat Enterprise Linux)の有償部分を除けば、ほぼ同一構成で無償提供されています。
『Fedoraやコミュニティで開発された機能などをRHELをリリースする前に検証するためのOS』という側面があるため、機能追加や脆弱性対応などはRHELより先に実装されます。
インストール環境
ホストOS | Windows 10 21H1(19043.1766) 64bit |
仮想化ソフトウェア | VirtualBox 6.1.34 r150636 (Qt5.6.2) |
ゲストOS | CentOS Stream 8 |
インストール手順
インストーラーのダウンロード
公式サイトからインストーラーをダウンロードします。
※9をインストールしようと事前に試しましたが、少し特殊な対応が必要そうだったので
現状安定版の8で進めることにします。
仮想環境の構築
VirtualBoxを起動し、仮想環境を構築します。
※画像はRed Hatの32bitになっていますが、64bitを選択してください。
CentOS Streamのインストール
仮想環境を起動し、インストールを進めます。
一番上を選択してください。
※下記画像はバージョン9の画像ですが、8もほとんど同様です。
インストールが完了するまでしばらく待機し、完了後に再起動します。
再起動後、rootでログイン出来ればインストール完了です。