
Javascriptの関数についてまとめました。
関数とは
複数の処理を1つにまとめて名前を付けたものが関数です。
関数は、下記2つの方法で利用することが多いです。
- 関数宣言
事前に宣言しておく - 関数式
変数に式として格納しておく
関数を使うメリットとしては、主に下記のようなことが挙げられます。
- 可読性の向上
関連する処理のまとまりに名前を付けることができるため
どこからどこまでが何の処理をしているかが分かりやすくなります。 - 生産性の向上
処理をまとめておくことで、何度も同じ処理をさせたい時に
まとめておいた処理を呼び出すだけで利用することができます。 - 保守性の向上
重複したコードが無くなるため
バグの修正が発生した時など、修正箇所が少なくて済みます。
サンプル(関数宣言)
関数宣言は下記のような書き方になります。
サンプル(関数式)
前述の関数宣言を関数式で書くと下記のようになります。
見て頂くとわかりますが、関数宣言とほとんど変わりません。
先頭部分が『function sample_func5()』から『let sample_func5 = function ()』のように変わっただけです。
関数作成時の注意
当ページは基礎部分なので簡単な説明に留めますが
関数を作成するときは、下記の事に注意するといいと思います。
- 関数宣言は、呼び出し部分より手前に作成すること
実害はそこまでないと思いますが、『関数の巻き上げ』の考え方を知る必要がある。 - 関数宣言を上書きしないこと
今実行している関数がどこで上書きされたものかわからなくなるため
可読性が落ちる。