
WindowsにOpenSSLをインストールする手順をまとめました。
OpenSSLとは
暗号通信プロトコルのSSLやTLSを実装したソフトウェアです。
代表的な使用例として、ブラウザを介した通信の暗号化(HTTPS通信)に使用されます。
プロトコルとしてSSLとTLSの2種類挙げましたが、SSLには重大な脆弱性が発見されているため、2022年現在、Webシステムを開発する時にメインで使用されるプロトコルはTLSになります。
インストール環境
ホストOS | Windows 10 21H1(19043.1766) 64bit |
※コマンドプロンプトで確認する場合
winver
ver
wmic os get osarchitecture
インストール手順 – Windows 10向け
インストーラーをダウンロード
こちらのサイトからインストーラーをダウンロードします。
※公式のGitHubからソースコードをダウンロードしてビルドする方法もありますがここでは割愛します。

インストールを開始
インストーラーを起動し、インストールを進めます。
ここでインストールするバージョンは『3.0.4』になります。




Windowsのシステムフォルダは汚したくないため、下を選択します。


ここでは寄付しない設定で進めます。

PATHを設定
環境変数のPATHを設定します。



動作確認
コマンドプロンプトでコマンドが機能するか確認します。

以上でインストールは完了です。