
AWSでルートテーブルを作成し、インターネットゲートウェイやサブネットと紐づける方法をまとめました。ルートテーブルとは、家に例えると玄関手前の『門扉(とインターホン)』にあたるかなと思っています。外(インターネット)からの来訪者(または家からの外出者)をインターホン越しに確認し、ルートテーブルに載っていれば招き入れてよい(外に出してよい)として、門扉を開く。というイメージです。
動作環境
ホストOS | Windows 11 Home 22H2(22621.963) 64bit |
ブラウザ | Chrome 109.0.5414.75 |
設定手順
サブネットの作成
ここを参考に作成してください。
インターネットゲートウェイの作成
ここを参考に作成してください。
ルートテーブルの作成
ルートテーブルはVPCのページで設定できます。



ルートテーブルの名前を決め、紐づけるVPCを選択します。

ここからは、インターネットゲートウェイと紐づけた外部に公開するサブネット(パブリックサブネット)を作成する設定をしていきます。まずは、外部に公開したいサブネットをルートテーブルに紐づけます。


次に外部に公開できるよう、インターネットゲートウェイとルートテーブルを紐づけます。




最終的なルートテーブルの設定は下記のようになりました。
・送信先IPが『10.0.0.0/16』の範囲内である場合
VPC内の通信(ターゲット = local)であると判断し、
VPC内の該当する宛先に通信を転送する
・送信先IPが『10.0.0.0/16』の範囲外である場合
インターネットへの通信(ターゲット = インターネットゲートウェイ)であると判断し、
インターネット上の該当する宛先に通信を転送する
